圧力IHの炊飯器でご飯はおいしくなるのか?

今までは三菱電機の「IHジャー」を使っていたのですが、これは何かのセールで5千円ぐらいで購入したものでした。5年間ほど使ってましたが、特に問題なく使えてました。

けれども、最近は「圧力IHタイプ」の炊飯器が主流のようなので、今回は2万5千円ほどを出費してタイガーの圧力IH炊飯器を購入してみた次第です。

そもそも「IH」というのは、コイルによる電磁誘導で加熱する仕組みですが、これに圧力を加えて高温で炊き上げるのが「圧力IH」の炊飯器になります。ヒーターによるマイコン炊飯器と比べると、電磁誘導によるIHの方が火力が強く、さらに圧力を加えることでおいしく炊き上がるんだそうです。

また、こちらはお釜にも工夫がなされているようで、土鍋のような質感が再現されています。

実際に食べてみた感想ですが、以前の炊飯器と比べると価格が5倍になったので、ごはんも5倍おいしいのだろうという過度な期待があったのですが、5倍は期待しすぎたかもしれません。

ご飯のおいしさについてはお米のブランドによるところもあるため、いくら炊飯器が高性能でも、そもそも素材がいまいちであれば、そう大した違いはないものと感じています。

ただし、期待が大きすぎたというだけで、お米本来の甘味がよく引き出されているなとは感じました。実感でいえば、おいしさ5割増しぐらいかと思います。ご飯が劇的においしくなったわけではありませんが、確かにおいしいことには間違いないです。

もしかしますと、さらにワンランク上の5万~10万円台の炊飯器ならおいしいのかもしれませんが、お米のブランドや水などでも違ってくるのではないかなと思います。

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