3年ほど前、macbook pro MC976J/Aを購入したのですが、ほとんど使ってないので手放すことにしました。3年前の11月、とある社長さんとの意見交換のために購入したのですが、確か18万円台後半で入手したと記憶しております。
当時はまだ、民主党政権下で円高の状態だったため、それほど高くはなかったです。けれども、あれから3年が経過し、1ドル80円から1ドル125円まで大幅に円安になっていますので、これの影響でmacbookの価格も高くなっているようなのです。
そこで、まずはソフマップの買い取り査定でチェックしてみたのですが、107,000円とのことです。率直、けっこう高いなと思ったのですが、この通りの金額で買い取ってもらえるとすると、マックブックプロを3年間使って約8万円ですので、年間2万6,000円程度で使えたという計算になります。
また、当時は個人事業でしたので、この購入費用を経費に計上して4割ぐらいの節税にはなっています。現在は法人化して私個人で所有しているため、自由に売却はできるのですが、おそらく、その年度で7万円ぐらいは税金が安くなったはずです。
一方で、現在では個人事業は廃業しており、単なる生活用動産の売却ということになるので、売る際には雑所得などの税金がかからないわけです。そもそも、買値が18万に対して売値が10万の場合は赤字の状態なので、雑所得などは発生しませんが、どの道、生活用動産は非課税という扱いになるようです。
そう考えると、18万円後半で買ったものが、10万円で売却でき、さらに節税効果で7万円分があったので、3年間で実質1万円という計算になるでしょうか、査定額のままの計算ですと、実質年間3,000円、月額250円でマックブックを使えた形になってしまうわけです。
これは悪くないなと思い、さっそくソフマップに行ってきました。
査定に出したのは初期化したmacbook本体と別売りのDVDドライブ、そして有線LAN用のアダプタの3つです。
査定には1時間ぐらいかかったのですが、コードに変色があったため、200円ほど減額されはしましたが、本体が106,800円でほぼ上限の満額、DVDドライブは取説なしで1,000円、有線LANアダプタは100円との結果でした。
ポイントでもらえば、さらに増えるようだったので、そのポイントでmacbook airの最新版を買うのもいいかなとは思い、多少は迷ったのですが、結局、現金でもらって帰ってきました。DVDドライブなどは2足3文でしたので、返却してもらいましたが、本体価格についてはけっこう高値で買ってもらえたなという気がしております。
ヤフオクなどの選択肢もありましたが、面倒なんで止めました。出品の手間や時間を考えると、その分働いた方が効率的かと思います。
私の場合、個人事業で税率が高い時期に買って経費に計上したという節税分のメリットと、政権がかわり、急激な円安になったため、マックブックの価値が相対的に上昇したという要素があったため、かなり高めで買ってもらえたという印象があるのですが、そんなに悪くはないなという印象があります。
今回の教訓で考えますに、ノートパソコンを買うには、安い時期に最新の人気機種を購入しておくと一番コスパが高いような気がいたします。ただ、macbookの中古でも高く売れるというのは特殊な気もしますが、迷ったら、macbookの最新機種を購入し、同梱物なども大切に保管しておくとよいかもしれません。