3月31日に待望のiPhone SEが発売開始となるようです。当サイト運営者は2012年の年末にiPhone 5を購入したきり、そのまま使い続けているのですが、今回のiPhone SEは同じ大きさになるので買い替えを予定しています。
iPhone SEとiPhone 5を比較してみますと、画面の大きさはどちらも4インチで本体の幅や高さもまったく同じです。縦が123.8mm、横が58.6mm、高さが7.6mmとなっており、重さが1g違うだけで大きな違いはありません。OSについても、現在のiphone 5でもアップデートしてiOS 9を使っていますので、こちらも特に違いはないかと思います。
私が懸念していたのは面取りエッジの箇所なのですが、iPhone 6のような丸みを帯びたものではなく、iPhone 5と同じエッジカットのようなのでこちらも同じ仕様になっているようです。
約3年半にわたってiPhone 5を使い続けてきましたが、最近はバッテリーの持ちもいまいちになってきてますし、この間、5sの登場により指紋認証の機能やカラーバリエーションも増えています。また、ハードの部分ではプロセッサが高性能になっていますし、カメラの性能やバッテリーの持ちも若干よくなっていますので、iPhone 5を使っている方は買い替えるメリットが多いといえるでしょう。
また、iPhone 6シリーズを購入したけど大きくてポケットに入らないとか、片手で操作できないなどの不満を感じている方も買い替えるとよいかもしれません。
ただ、iPhone 5sからの買い替えはちょっと微妙ではないかなという気がします。5sからは目をみはるような大きな性能の向上は感じられないかもしれません。実質的に、SEは5Sのアップグレード版かと思いますので、特に大きな違いはないはずです。
価格でいいますと、私がファイブを購入した時は64GBで8万円程度だったのですが、今回は64GBで64,800円、消費税込で69,984円の計算になりますので、約7万円ということになるかと思います。下請け企業にコストダウンをせまったのでしょうか、2012年当時よりもかなり円安になっているはずなのに、かなり安くなっている気がいたします。
iPhoneの容量としては、私は16GBでは心もとなく、64GBでは余りすぎるため、この中間の32GBがよかったのですが、SEでは32GBの機種は発売されないようです。16GBか64GBの2者択一となっているもようです。
■キャリアの乗り換え
私のiPhone 5は2012年末に購入したものですので、SIMロックされている機種になりますが、2015年には各キャリアのSIMロック解除が義務化されていますので、このiPhone SEもSIMロックが解除される機種になるはずです。購入後、180日経過したものに限るなどの制約があるかもしれませんが、いずれにしてもほぼSIMロックフリー版と考えてよいでしょう。
また、アップルで直接購入した場合は購入直後からSIMロックフリーとなっているため、大手キャリアのような半年継続などの制限がありません。
この間、政府は携帯料金を下げる方向で調整がなされており、大手キャリアによる機種端末の実質0円販売が終了となりました。MVNOの格安スマホへMNP(ナンバーポータビリティ)する人も多くなってきており、これを機にキャリアを乗りかえる人も多いかもしれません。
私はソフトバンクでかれこれ10年以上使い続けてきましたが、長期ユーザーとしてのメリットはまったく感じられませんでしたので、SE発売を機にドコモかauに乗りかえる予定です。ただ、実質0円販売が終了となりましたので、たとえ本体を一括購入したとしても、それほど大きなキャッシュバックはないのかもしれません。
MNPする際、引き留めポイントをもらえるなら留まるかもしれませんが、大手キャリアの複雑な何年縛りの料金体系にはうんざりしてますので、シンプルで分かり易く、長期ユーザーに優しいキャリアに乗りかえる予定です。(※決してソフトバンクを批判しているわけではありません。念のため。)
SEへ乗り換える際、実質0円販売終了の影響がどの程度出てくるのか、今後も注目していきたいと思います。
■追記:実際に購入してみました。
→ 購入したiPhoneSEのレビュー