昨今話題の私が見た未来・完全版ですが、予言では2025年7月に大津波が日本を襲うとされています。また、その内容は「海底火山なのか、爆発なのか」とも書かれており、必ずしも地震による津波ではないと考えられています。
津波の原因が隕石なのか、海底火山の噴火なのか、あるいはポセイドンなどの核爆発なのかは不明ですが、もし南海トラフなどの巨大地震の場合なら、とっさに津波が来ると予想できるので、すばやく避難行動をとることができるはずです。
けれども、海底噴火による津波の場合、地震の振動は限定的になるので、何がおこったのかに気づかず、実際に日本に津波が押し寄せるまで気づかないことが予想されます。
これがいわゆる「ステルス津波」と呼ばれるもので、「サイレント津波」などとも呼ばれています。
去年の鳥島近海の海底噴火の際にも「謎の津波」が到達しましたが、気づかぬうちに到達するステルス性の津波は実際に発生しています。
(※海上保安庁「鳥島近海で海底噴火の痕跡を確認~令和5年10月の津波現象の原因究明の一助に~」より)
もしフィリピン海を震源地とした破局噴火の場合、日本までの到達時間は1時間半程度と想定されますが、前例がないなどの理由で、政府が緊急アラートを出すのを躊躇してしまい、避難に遅れが生じる可能性も考えられます。
地震でもないのに緊急地震速報は出せないでしょうし、法律上、そういった事象での運用はできない可能性も高いです。個人的には、北朝鮮がミサイルを発射した際のJアラートを巨大噴火が発生した際にも流用するべきだと思いますが、それとは別口で緊急噴火アラートも新設するべきではないかなと思います。
いずれにしましても、最近の津波トレンドはステルス性の津波が多いので、地震だけに特化した現状の避難計画ではなく、海底噴火などの多様な津波にも対応したものに修正していく必要があると感じています。