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たつき氏の2025年7月の予言につきまして、これまで核爆発や硫黄島、沖の鳥島の可能性を検証してきましたが、ここにきて、鳥島近海にある海底火山もその候補に浮上してきました。

この「鳥島」は「沖ノ鳥島」とよく似てますが、位置的にはより日本側に近いところにあります。

「鳥島」と「沖ノ鳥島」の位置

私が見た未来 完全版で示されている位置としては、「沖ノ鳥島」の方が合致しており、「鳥島」は少しズレてはいるものの、近海にある海底火山の孀婦海山には最近噴火した痕跡があり、実際に津波も発生している状況です。

2023年10月9日に地震が発生し、津波も発生していますが、津波を引き起こすような規模の地震ではなかったため、これまで謎の津波とされていました。

その後、海上保安庁の調査で海底火山の噴火の痕跡が確認されたため、噴火が原因による津波だったと考えられています。

さらに2024年9月24日、こちらは鳥島近海の北側にあるスミス島になりますが、トラップドア断層破壊による津波が観測されています。

スミス島の位置

トラップドア断層破壊については、マグマが岩盤を持ち上げて隆起することで生じる津波ですが、過去にも約10年ごとに起きています。過去の事例では、津波が生じたあとは特に何もおきていませんが、いずれ海底噴火がおきないとも限りません。

鳥島近海の孀婦海山とスミス島、どちらも大規模な海底噴火がおきる可能性があり、2025年7月の候補としてあげてもよいと思います。

この鳥島近海の海底火山は、私が見た未来で示されている位置的にはズレていますが、実際に津波が到達している点、そして日本に近いため、予言のように津波が大きくなりやすい点で、注意していく必要があります。

前回、たつき諒氏の「私が見た未来 完全版」をレビューしましたが、隕石ではなく、シンプルに硫黄島が噴火する可能性もあると考えています。

2025年7月の予言ではフィリピン海とのことで、海外の海底噴火と考えてましたが、日本の硫黄島もフィリピン海プレートに乗っており、場所的には近いものがあります。

硫黄島の場所

こちらは完全版で示されている場所ですが、若干ズレてはいるものの、地図上ではおおむね合致してます。

2025年7月の場所

位置的には日本の沖ノ鳥島あたりに近いと思いますが、硫黄島と同様、この辺りは地味に東京都内です。

沖ノ鳥島の場所

また、海外の研究「World's 10 most dangerous volcanoes identified」にて、硫黄島は世界で最も危険な火山の1位にランクインされており、日本に25メートルの津波が来る可能性も予想されています。仮に、東日本大震災の津波を8~9メートルとしますと、「25メートル」は311の3倍程度となりますが、私が見た未来の予言の内容とも一致するかもしれません。

この硫黄島は年間25cmのレベルで隆起しており、これは世界でも非常にまれなケースとのことです。それだけ隆起するということは、マグマの活動も活発なことを意味しており、危険度が高い理由とされています。この硫黄島は2023年末にも噴火して新しい島が出現しており、まさに今現在も活動中のアクティブな火山でもあります。

また、VolcanoCafeのThe New Decade Volcano Program No. 1 - Ioto, Japanでは、フィクションによるシミュレーションもされています。噴火開始後、津波は時速約750キロで約1時間40分後に東京に到達し、上陸前の高さは40m、最低25mと予想されています。また、津波は中国とフィリピンでも20mを超え、米国と中米でも4~5mの津波の高さが予想されています。死者数は数千万人、津波が引いたあとも、数億人の生存者は食料、飲料水、医療などが受けられず、衰弱してしまうことが予想されています。

過去に1452~1453年のクワエ海底火山の噴火(VEI6)では、日射が遮断されてしまい、世界的な飢饉になった時期がありますが、硫黄島はVEI7レベルの噴火の有力候補とされています。万一、実際に噴火した場合、世界中で食料不足などの影響が出てくる結果になるかもしれません。

硫黄島の南の方には「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」という場所もあり、そちらも2021年に海底噴火していますので、この周辺のどこかで噴火してもおかしくはありません。

よくフィリピン海は地震がおきない場所だから、地震で津波が発生する可能性は低く、隕石しか考えられないというような説がありますが、そもそも2025年7月の予言では地震とは書かれてません。地震ではなく海底火山とかかれてますし、硫黄島のように噴火する可能性もあります。

2025年7月の予言について、今のところ当サイト運営者のなかでは、この硫黄島周辺での噴火、あるいは台湾侵攻による津波兵器の可能性が高いと感じています。

オカルト界隈で話題のたつき諒さんの「私が見た未来」ですが、2025年7月に大災難がおこるとのことで物議をかもしています。

この2025年7月の予言についてですが、以下のような内容となっています。

  • 大平洋周辺の国に大津波がやってくる
  • 日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂、噴火
  • 心と魂の進化が起こる

間違いやすい点は、大津波といっても大地震とは書かれてない点です。津波の原因にはさまざまあり、必ずしも地震だけではないという点に注意が必要です。

当ブログでは、予言の内容どおり、大津波の原因は地震ではなく、ボコンとなる爆発系の何かという前提で考えてます。また、2025年7月については、日付までは特定されていないように思いました。夢を見た日が「2021年7月5日4:18AM」とのことで、おおむね、予知夢を見た数年後の同じ日付に現実になることが多いようですが、スマトラ沖の地震の際などは1日ずれたこともあったようで、必ずしも合致するわけではないようです。

この予知夢と現実については、必ずしもリンクするわけではないようで、割合でいえば1割程度とのことです。ただ、「大災難は2025年7月」の予知夢はスクリーンに文字が浮かぶタイプで、また違った特別な感じのようです。

以上のことから考えまして、現時点で考えられるシナリオをいくつか考えてみました。

①巨大隕石の落下による津波

描写されている津波の規模からみて、ギガトン級の巨大なエネルギーが必要と考えるのが妥当ですが、該当する事象としては隕石の落下が考えられます。ただし、巨大な隕石の落下ともなると、数千万年に一度の頻度だと思いますし、現時点でそれらしき物体は観測されてませんので、隕石の可能性は低いかなと感じてます。もし隕石の場合、数か月前にはわかるので、分かってから逃げても遅くはありません。

②海底噴火による津波

海底噴火による津波は、数年前のトンガ噴火で実際に起こったことですので、確率的には十分にあり得ると思います。トンガ噴火では当初は津波は想定されていませんでしたが、噴火発生の翌日に実際に到達しそうになってようやく津波警報が発令されてました。気象庁でもよく分かってない津波なので、案外、巨大な津波になってしまう可能性があります。また、トンガ噴火の衛星写真をみてみると、「ボコン」の表現と非常によく一致しています。

ただ、トンガ噴火のほんの数か月前に完全版が出版されており、予知夢の内容とよく似ているため、もしかしますと、見た予知夢はトンガ噴火のことだったのではないかとも思います。いずれにしても、過去には1883年にクラカタウの噴火の際に津波が発生したものの、日本まで到着したという記録はないため、未知数は部分はあります。

また、海底噴火については、フィリピン海には世界で最も危険とされる硫黄島もあります。最近でも実際に噴火してもいるため、硫黄島が噴火するという可能性も否定できません。

いずれにしても、地震でない場合には気付きづらくなり、ステルス津波となって避難が遅れてしまう可能性があります。

③核爆発による津波

あるいは、核爆発という可能性も否定できません。あの辺りには、米軍が紛失した核が海底に沈んだままになっているようで、何らかの事故で爆発してしまう可能性もあると思います。

また、地図的に見れば、台湾に非常に近い点が不気味に思います。

そろそろ台湾有事がおこってもおかしくはないですし、その場合には日本と台湾、フィリピンを結ぶラインの内側に米軍艦隊が集結することになるはずです。もしロシアも中国に肩入れすれば、津波兵器のポセイドンを使って大津波をおこし、その海域の艦隊を撃沈しようとするかもしれませんし、そのとばっちりを受け、日本にも津波が到達する可能性もあります。ただ、核を使っては世界が終わると思いますし、中国などにも津波の影響は及ぶはずなので、さすがに核を使用する可能性は低いかなと思います。

いずれにしても、隕石や台湾有事なら、来年の今頃には何らかの兆候が出始めるものと考えてます。海底噴火だった場合には、突然やってくるかもしれませんが、準備しておくのに越したことはありません。

もし2025年7月の予言が当たった場合、未来はあらかじめ決まっていることになりますが、それはアカシックレコードの存在を間接的に証明することになり、人類の価値観が大きく変わることになるかもしれません。

コロナで巣ごもりしつつ、これを機に横山光輝氏の三国志 全60巻を読破しました。

以前まで項羽と劉邦の話とごっちゃになっていましたが、こちらは魏、呉、蜀の三国志の時代の話となっており、蜀の劉備玄徳が主役の話になります。

ただ、劉邦と全く関係がないわけではなく、劉備玄徳は前漢・景帝の第9子の庶子の末裔とのことで、つまりは前漢の劉邦の末裔といえます。末裔の数が多すぎて希少性はなかったのだろうとは思いますが、一応は劉邦の子孫のお話です。

劉邦の前漢が紀元前202年であるのに対し、劉備の崩御が223年なので、劉邦と劉備の時代は400年ほど離れていることになります。現在の日本でいえば、信長や秀吉の時代ぐらい前の話となり、劉邦の子孫とはいえ、劉備にとってはかなり昔の遠い祖先だったのかもしれません。

その内容についてですが、全60巻のうち、劉備玄徳が亡くなるまでは、関羽と張飛、そして魏の曹操あたりが主な登場人物となっており、後半のあたりからは諸葛亮が主人公の話になっていきます。

それぞれの英雄の寿命を見てみますと、劉備が63才、曹操が65才、関羽が60才、張飛が54才、孔明が54才です。また、日本版・三顧の礼と言われている秀吉と重治ですが、秀吉が61才、重治が34才、信長が47才、家康が73才です。

現在の男性の寿命は81才まで伸びましたが、60才以降はほぼ余生ですので、1800年前も今も人の寿命はそれほどの違いはありません。

50才、60才から本気を出しても、体力や知力、気力などが既に衰えていますし、頑張りが効かなくなります。20代、30代のうちに何事かを成し遂げなくては、40才、50才で花がさくということはほぼありませんし、20代、30代で事を成すには、10代のうちから努力しなければません。

そういった意味で、できれば子供の頃に読んでおけばよかったなと感じていますし、ぜひともお子様たちに読んでもらいたいものです。

ちなみに、四大奇書とされる歴史小説の「三国志演義」もあるようなので、こちらも読んでみたいと思います。

新型コロナウイルスが猛威を振るってますが、これまでの伝染病の歴史はどのようなものだったのでしょうか?

年代については諸説ありますが、有名なペストやスペインかぜなどについては、概ね、数年程度で収束しているようです。

紀元前429年:アテナイ

まず、古くはペロポネソス戦争の紀元前429年になりますが、「アテナイのペスト」と呼ばれる疫病が流行しています。ただ、これは実際にはペストではなく、天然痘、またはチフスだったというのが定説のようです。この疫病によりアテナイを主導していたペリクレスも死亡していますが、ペロポネソス戦争の際の籠城戦で城内に伝染病が蔓延したことが原因と考えらえています。

ペリクレスのほか、この伝染病により多くの市民も犠牲になっており、アテナイの敗北やデロス同盟の解体を招いた要因のひとつと考えられています。

165年~180年:ローマ帝国

その後、ローマ帝国では165年~180年にかけて「アントニヌス帝のペスト」が流行しています。この時の死亡者数は約350万人~700万人と推定されています。

541年~542年:東ローマ帝国

東ローマ帝国の事例については、こちらは「ユスティニアヌスの斑点」と呼ばれており、全人口の約40%が死亡したと考えられています。

1347年~1353年:世界規模

こちらは死亡者数が2千万人~3千万人と推定されており、当時のヨーロッパの人口の3割~6割が減少したといわれています。この14世紀のペスト流行は伝染病の歴史の上でも最悪の規模といっても過言ではないでしょう。

興味深い点は、中東での起源説もあるものの、中国大陸で疫病が発生したというのが定説となっております。その後、ヨーロッパへと伝播し、イタリア北部では壊滅状態となりました。中国発、そしてイタリア北部での感染が多いという点では今回の新型コロナでも似ており、イタリアはすでに封鎖される事態にまで発展しております。

なぜイタリアで感染者数が多いのかについては謎ですが、特に北部で多い点から考えると、地理的な要因なのかもしれません。

1918年~1919年:世界規模、スペインかぜ

スペインかぜは感染者5億人、死者5千万人~1億人といわれています。スペインかぜとはなっていますが、発生源は不明です。

ペストは細菌(ペスト菌)であるのに対し、新型コロナはウイルス性であるため、どちらかというと今回の新型コロナウイルスはこちらのスペインかぜに近いのかなという印象があります。

ただし、感染者数は10万人程度ですし、医学も発展しているため、半年程度で収束するのかなという印象を感じていますが、感染が拡大すると数年単位に長期化する可能性もあるかもしれません。