勝負の時に勝負靴下を履かない理由

今回はネットで勝負靴下を購入してみました。

合計20足ぐらいを購入したのですが、これでしばらくは買い替えずに済みそうです。

このなかに1足3千円ぐらいの高級靴下がいくつか混じっているのですが、ぼくは靴下にもこだわっているんです。

ただ、これらの勝負靴下は勝負の時にはあえて履いていきません。

勝負靴下なのに、なぜ勝負の時には履いていかないのかというと、少しでもリラックスして勝負に挑みたいからです。ここ一番のときには緊張したら負けであり、気負っていては本来の実力を出すことができなくなってしまいます。

これは本番に臨むオリンピックのアスリートでも直面する難題であり、プレーで本来の実力を出し切ることができず、自滅して敗れてしまう人も多いものです。

なぜそのような事態が生じるのかというと、いつもとは違う環境で戦うことになることがひとつの要因であると考えております。つまり会場のふいんきに飲み込まれてしまい、頭が真っ白になってしまうわけです。このような事態を回避するには、できるだけいつもどおりの素の自分でいることが何よりも大切になります。

本番だからと特別な恰好をしたり、あるいは普段やっていないようなことをするとそれが心理的に悪影響を与えてしまいます。

そのような理由で、僕はここ一番の本番勝負に臨む際には、あえていつものおうち靴下をはいていくことにしています。なかには靴下をはかないで素足で挑む人もいるようですが、芸能人でもないかぎり、素足で女性に逢うのはドン引きされる可能性があるため、靴下は必ず履くようにしたいものです。

また、ボロボロの靴下では相手に失礼になりますので、ボロボロになった時点で定期的に捨てるようにしております。いつでも本番に履いていける靴下のみを日常的に履きこなすことで、いざというときにも躊躇なくプレーに挑むことができるわけです。

一方で、勝負に挑んでは緊迫感も大切になります。

これがないとなかなかいい勝負にはならないため、だらけそうなプレーの際にはあえて勝負靴下を履いていき、無理にでも緊迫感を出すようにしています。この緊張感と緊迫感の違いについて言葉で説明するのは難しいのですが、集中力という点でみれば、緊迫感があった方が断然出しやすくなります。

なので、勝負靴下はだらけそうなどうでもよい勝負の時にはいていき、いざという本当の勝負の際にはあえて履いていかない、そういう矛盾が生じてしまうことになるのです。

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