糸ようじを1日5本ぐらい使うのですが、気持ちよくてクセになっており、暇さえあれば仕事の合間にお掃除しています。お気に入りの糸ようじは小林製薬の商品なのですが、入りやすいタイプの新製品が出てきたので試してみました。
こちらは従来品よりも糸の本数が少なくなっており、歯の間に簡単に入るようになっているようです。
使い心地はわりとよかったです。今まで奥歯は入りづらくて省略していたのですが、歯間のしめつけが強めの箇所でもすんなり入りました。
ただ、前歯に歯間ゆるめの箇所があり、そういう箇所ではスカスカ入ってしまうため、少しもの足りない気もします。掃除力でいえば、多少はごわついていた方がきれいにとれる気がするので、人によってケースバイケースかもしれません。
ちなみに、歯間ブラシとフロス、糸ようじには以下のような違いがあります。
歯間ブラシ → 歯と歯肉の間のお掃除
糸ようじ(柄付きのデンタルフロス) → 歯と歯の間のお掃除(抜くときに不便)
デンタルフロス(糸だけ) → 歯と歯の間のお掃除(抜くときに片手を離すだけなので楽)
糸ようじは柄がついているだけで、デンタルフロスの一種といえます。ただ、歯の側面にそってキュッキュッと掃除する必要があるため、片手で作業する糸ようじより、両手で作業するデンタルフロスの方が掃除力は高い気がします。
歯科衛生士さんのようなプロは、おそらくは糸オンリーのデンタルフロスを使用することが多いと思います。また、デンタルフロスは糸だけなのでコスパが高いですし、糸の種類も豊富です。
これらの糸ようじやデンタルフロスは使い捨てなのに対し、歯間ブラシについては洗って再利用する点に違いがあります。いずれにしても、歯と歯の間にどのくらいの隙間があるかによって、使いやすい、使いにくいの違いがあるかと思います。
隙間が全くない人にとっては抜きやすいデンタルフロスは使いやすいでしょうし、スカスカの人によっては歯間ブラシがよいかもしれません。どちらかというと、高齢者の方は歯肉が下がって歯と歯の間がスカスカになっている傾向にありますので、歯間ブラシを使う人が多い気がします。
ただ、歯間ブラシにも細いタイプがありますので、自分にあったタイプを選択されるとよいでしょう。