2025年1月アーカイブ

こちらは子供家庭庁のPDFの統計データですが、「1966年」の出生数は約25%減少しています。

子ども家庭庁、出生数の推移
(※子供家庭庁のPDFより)

また、こちらは確認をとっていませんが、Wikipediaによると「1906年」も出生数が約4%減少したとの記載があります。

この出生数が減少した要因は、昔から「丙午(ひのえうま)」生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮めてしまうという迷信があるため、産み控えをしたからといわれています。また「丙」は火を意味し、「午」もまた陰陽五行説の中で陽の火に属するため、火の気が強い年ともいわれています。

上記の「1906年」と「1966年」はともに丙午の年ですが、この周期は60年ごとにやってきます。さらにその60年前となると「1846年」になりますが、地域によっては男女比が乖離していたという研究もあり、丙午の迷信によって、残酷にも女性の嬰児をあやめてしまった可能性も示唆されています。

そして、次の丙午は来年、「2026年」です。

丙午の年】:1846年、1906年、1966年、2026年

ただ、令和の現在において、若い世代の間で丙午は全く話題になっていませんし、この迷信を認知している人もほとんどいないはずです。また、仮に話題になって若い世代に認知されたとしても、それほど気にしない人が多いと思いますので、2025年の後半から産み控えをする人はほとんどいないものと思います。

去年2024年の出生数は70万人割れがほぼ確実といわれており、異次元の少子化対策に取り組んでいる日本にとって、丙午の迷信で出生数がさらに減少してしまうと非常に残念な結果となってしまいます。

ただ、奇遇にも、2026年の前年が2025年です。

一般的には、妊娠から出産までに11ヶ月程度といわれてますので、もし2025年7月の予言が的中してしまった場合、結果的に翌年2026年の出生数は大幅に減少してしまうのかもしれません。