2022年3月アーカイブ

私は本態性振戦の持病があるため、薬で指の痙攣を抑えているのですが、薬を飲んでいない時は印鑑の押印やサインができないため、これまで宅配便の受け取りは気が重いと感じることが多くありました。

そのため、PUDOなどの宅配ロッカーを主に使用していたのですが、最近は新型コロナの影響で非対面での受け取りが可能になっており、インターホン越しに「玄関前に置いてください」と伝えるだけで受け取ることが可能になっています。

宅配便の押印・サインが不要

私がこれまで対応した限り、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵政など、ほぼどの宅配サービスでも「玄関前に置いてください」で対応してもらえました。

受け取りの際の手順は以下のようになります。

①宅配員さん:「ピンポーン」
②ぼく:「どちら様でしょうか?」
③宅配員さん:「佐川急便です。お荷物をお届けに参りました」
④ぼく:「すいません、玄関前に置いておいてもらえますか?」
⑤宅配員さん:「承知いたしました。」
⑥ぼく:「お願いします。」でエントランスのロックを解除
⑦頃合いを見計らいドアを開け、荷物の受取完了

宅配サービスによっては、⑤で氏名の確認があるかもしれませんが、サインや印鑑の押印の必要がなく、インターホン越しでの対応ですむため、下着姿でも荷物の受け取りが完了します。

注意したい点は、インターホン越しに「玄関前に置いてください」と伝える必要があるため自宅にいなければならないという点です。

また⑦の段階にて、エレベーターが混んでいる場合は宅配員さんが上に上がってくるまで時間がかかることがあるため、頃合いを見計らってドアを開けないと鉢合わせになって気まずくなるかもしれません。

加えて荷物を放置しておくと盗難の可能性があるため、忘れずに受け取る必要があります。

日本郵便の場合はゆうパックでしか確認していませんが、簡易書留についても郵便受けなどでの受け取りが可能なようです。

イトーヨーカドーのネットスーパーでも、申込時に非接触お届けサービスを選択すれば、何も言わなくても玄関前に置いて行ってもらえます。ただ、イトーヨーカドーの場合、荷物を置いた後の帰る際にもまたインターホンで終了したことを伝えてくれます。

どのくらいの割合の人がこの「玄関前に置いてください」で受け取っているのかは不明ですが、意外と便利なため、まだ利用していない人は試してみることをおすすめします。